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2010年08月16日

お盆イベント

僕は生まれてこの方、東京(首都圏)に住んでます。

幼稚園までは、今住んでいる杉並。
小学校は高田馬場。
中学からはずっと清瀬。
結婚して4年くらいは戸田。
それから、三鷹に引越して、今は杉並。

ただ、うちの親父は元々福岡出身。
うちのお墓も福岡にあります。

子供のころは、数年に一度、福岡に帰ってましたが、それでも数年に一度、って感じ。
中学受験勉強が始まってからは、僕だけ取り残されることもありましたし、中学に入ってからは、福岡に行った記憶はほとんどありません。

そんな状態なので、「お盆は実家に帰り、家族で云々」みたいなことは全く経験がありません。
(”云々”って書いたのは、何をするのかよく分からないから)

一方。
うちの嫁は、ふる〜くからの埼玉の地主一家。
近所付き合いなんかも、僕の想像を絶するくらい親密。
家族も、大体は近くに住んでいます。

そんな嫁の実家に土曜日に帰り、お盆イベントに参加しました。
結婚して8年になりますが、このイベントに参加したのは初めて・・・。
避けていた記憶は全然ないのですが、たまたまタイミングが合わなかったんでしょう。

「お盆って、家族で集まって、何するのかしら?」

って思っていた僕は、かなりワクワク。

「とりあえず、18時半に、本家に集合、その後お墓参り。」

みたいな話だったので、あぁ、集まってお墓参りするだけなんだぁ、って思っていました。

18時半。
本家に一家集合。
僕も二人の息子を連れて行きました。

すると、本家のご長男が、おもむろに提灯を用意し、中にろうそくを立て、火をつける。

「なんじゃ、こりゃ。危ないなぁ・・・」

と思いつつ、上の息子と提灯を下げ、お墓へ向かう。

すると・・・。

いるわいるわ。

同じ提灯を下げた人たち。
皆、お墓に向かっています。

「うわぁ。みんな提灯持って行くんだぁ。」

たぶん、ビックリしているのは僕だけなんでしょうね。。。
地元の皆さんにとっては、当たり前のことなんですね。。

そして、お墓につくと。

いるわいるわ。

お墓にはたくさんの人が。

「うわぁ。すごい人・・・これがお盆かぁ」

すっかりカルチャーショックでした。

うちのお墓も、お義父さんが手際よく準備する。
持ってきた提灯をぶら下げ、お花を生ける。

全員にお線香が配られ、それをお墓に置く。

全然、お作法を知らない僕は、恥をかかないよう、嫁にピッタリくっついて動いてました。
嫁は子供の頃からやっているので、当たり前のように全てをこなしてゆく。
とっても頼もしく見えました。

その後、しばし待機。

しばらくすると。

チリリ〜〜ン

どこぞで鈴の音が。

(お義父さん)「あぁ。今日はあっちからまわるのかぁ。じゃあ、明日はこっちからだな。」

ほほぅ。
お坊さんがお墓をまわるのか。

ん?
明日?

明日も同じイベントがあるんですか?

大変だなぁ・・・。

その後、うちのお墓にもお坊さんが。
一列に整列して、ちょっと頭を下げる。

お坊さんはお経を唱えて、ものの数秒で行ってしまった。

あら。
意外とあっさり派なのね。

さて、帰ろうか、ってことで、またまた提灯をぶら下げて帰る。

んで、提灯の中のろうそくを、本家の仏壇に。

この時、何となく気づきました。

あ、もしかして、今ご先祖様をお迎えに行ったのか。
んで、明日は、ご先祖様をお送りするのか。

う〜〜ん。
お盆って、なかなか奥が深い。

お義母さんに
「いやぁ、ビッグなイベントですね」
って言ったら、
「イベントって・・・。当たり前のことよ」
って笑われてしまいました。

ただ、僕にとっては、かなり驚いたイベントでした。

しかし、皆、どうやって同じ日時に集合するんでしょうね?

まさか、MLがあるわけじゃないでしょうし、連絡網があるわけでもないでしょう。
ご近所すべてが同じお寺の檀家、ってわけでもないので、回覧板でもないだろうし。

疑問が1つだけ残りました。






posted by bbb at 09:31 | Comment(0) | 家族
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